クラウド屋さんになりたい

地方でインフラエンジニアしてます。勉強したことや思ったことを書いてみます。流れに置いて行かれないように頑張りたいなあ。

Nutanixの学習メモ③(Prism)

はじめに

Nutanixの管理ツールであるPrism(Element / Central)について学習してみました。Nutanixクラスタ上の操作は基本的にPrismを利用することになるので、重要なコンポーネントとなります。

今日のトピックス

Nutanixの管理ツールであるPrismの概要を整理してみる。

Prismとは?

  • Nutanix仮想化基盤の管理ツールのことで、ブラウザからhttp/https接続を行ってログイン後各種操作(仮想マシン作成等)を行う。VMwareのvSphere Clientに相当する。
  • PrismにはPrism ElementPrism Centralの2種類ある。

Prism Elementとは?

  • 単一クラスタを管理することを目的として管理ツール。
  • CVM上のサービスとして稼働しているため、Nutanixクラスタ構築(AHVインストール)完了時点で使用可能。
  • 一般的にPrismと呼ぶ場合は、こちらのPrism Elementのことを指している(らしい)。
  • ブラウザからhttp/https接続を行ってログイン操作を行うが、この時の接続先は、クラスタ内各ノード上で稼働するCVMのIPアドレス もしくは クラスタの代表IPアドレスとなる。

Prism Centralとは?

  • 複数クラスタを管理することを目的とした管理ツール。
  • 仮想アプライアンスとして提供されているのでNutanixクラスタ構築(AHVインストール)完了後に別途仮想マシンのデプロイが必要。
  • Prism Central自身はNCIライセンスに含まれている。追加機能を利用する場合には、有償ライセンスの購入が必要。

ElementとCentral、どちらを使えばいいの?

  • Centralの場合1仮想マシンとしてデプロイする必要があり、それなりにリソースも必要となるので必須ではない。
    • 稼働させておくだけでリソースを消費するため、ゲスト仮想マシンに利用できるリソースが少なくなるため。
  • ただしCentralが無いと利用できない機能もあるため、要件次第。

おわりに

今回も概要レベルの内容を記載してみました。概要編が続いているので1記事にまとめたほうが良かったのか…と思い始めています。見切り発車ですみません。
また自分自身の中での整理や備忘も兼ねてブログに書き起こしているのですが、あまり自信のない箇所もあります。誰かがレビューしてくれたら一番良いのですが、そういった機会もないので、生成AIにレビューしてもらおうかな…。やってみたら記事化してみたいと思います。 ※当ブログ内の記事での疑問点や記載内容に誤りがあれば、「お問い合わせフォーム」よりコメントいただけますと幸いです。